【重要】日産セレナC27型のリコールと不具合情報一覧

セレナ

セレナ C27型 モデルの不具合情報、リコール情報をまとめています。

現在のオーナーはもちろんのこと、これから購入を検討される方も、過去の不具合に対してどのような対応がされたのかを知っておくことは有益だと思います。

ですから、リコール・不具合情報に一度目を通しておくとよいでしょう。

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日産セレナ C27型のリコール情報

日産・セレナ C27型は2016年から販売されています。

販売開始から本記事作成時(2018年10月現在)までに出されたリコール情報は次の通りです。

【リコール開始日】
2016年9月7日(2016年9月16日に届出情報更新)

【不具合箇所】
アイドリングストップ付き車のスターター機能付き発電機

リコール:スタータ機能付き発電機

引用:https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/figure3898.html

【不具合の内容】
電気回路の耐性不足により、アイドリングストップから再始動する際の高い電流により内部部品が損傷する場合がある。
そのことにより、回路がショートしてアイドリングストップから再始動できなくなるおそれがあり、最悪の場合、回路ショートにより発熱し発電機が焼損するおそれがある。

【改善の内容】
当該発電機を対策品と交換する。

【対象型式】
DAA-GFC27、DAA-GFNC27、DAA-GC27、DAA-GNC27

【対象台数】
2016年(平成28年)8月3日~2016年(平成28年)8月27日に製造された合計9,781台。


【リコール開始日】
2017年1月27日

【不具合箇所】
ABSアクチュエータ内ポンプ

引用:https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/figure3977.html

【不具合の内容】
組付け設備の調節が不適切だったために、組付け時にポンプ内部のシールが破損したものがある。
そのことにより、ABS作動時のブレーキ液の吐出圧が不足するおそれがあり、最悪の場合は、ABS機能が作動せず走行安定性が損なわれるおそれがある。

【改善の内容】
当該ABSアクチュエータの製造番号を確認し、対象の場合は良品と交換する。

【対象型式】
DAA-GFC27、DAA-GFNC27、DAA-GC27、DAA-GNC27、DBA-C27

【対象台数】
2016年(平成28年)10月1日~2016年(平成28年)11月10日に製造された合計12,802台。


【リコール開始日】
2017年10月6日(2018年1月12日に届出情報更新)

【不具合の内容】
車両製作工場の完成品検査で、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがある。
安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。

【改善の内容】
指定整備工場において自動車検査員による点検を行う。
安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。

【対象型式】
DBA-C27、DAA-GNC27、DAA-GFNC27、DAA-GFC27、DAA-GC27

【対象台数】
2016年(平成28年)7月19日~2017年(平成29年)9月19日に製造された合計109,717台。

【リコール開始日】
2017年10月25日(2018年1月12日に届出情報更新)

【不具合の内容】
車両製作工場の完成品検査で、任命されていない検査員が合否判定を行ったものがある。
安全環境性能法規(保安基準)に関する検査が適切に行われていなかった。

【改善の内容】
指定整備工場において自動車検査員による点検を行う。
安全環境性能法規(保安基準)に関する不具合が認められた場合は是正する。

【対象型式】
DBA-C27、DAA-GNC27、DAA-GFNC27、DAA-GFC27、DAA-GC27

【対象台数】
2017年(平成29年)9月20日~2017年(平成29年)10月18日に製造された合計6,290台。

【リコール開始日】
2018年7月27日

【不具合箇所】
パーキングポールのシャフト

引用:https://www.nissan.co.jp/RECALL/DATA/K_figure548.html

【不具合の内容】
減速機の製造工程において、パーキングロックの作動確認方法が不適切であり、パーキングポールのシャフトが変形しているものがある。
そのため、Pレンジでパーキングロックが作動する際にパーキングポールとシャフトの摺動抵抗が高くなり、パーキングロックが作動しないおそれがあり、最悪の場合、駐車条件によっては駐車ブレーキを掛けていないと車両が動くおそれがある。

【改善の内容】
パーキングロックの作動確認を行い、作動不良がある場合には当該減速機を良品と交換する。

【対象型式】
DDA-HFC27、DDA-HC27

【対象台数】
2017年(平成29年)12月27日~2018年(平成30年)4月27日に製造された合計5,778台。

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日産セレナ C27型の不具合情報

【不具合の内容】
エンジン制御コンピュータにおいて、駆動トルク診断判定値が不適切なために、診断用演算値と発生トルクの差が大きくなった場合に、保護制御が働いてエンジン警告灯が点灯する。それとともに、スロットル開度制限によって加速不良となるおそれがある。

【改善の内容】
エンジン制御コンピュータプログラムを対策プログラムに書き換える。

上記の内容は日産のウェブサイト内のリコール関連情報「サービスキャンペーン」として掲載されている内容です。

国土交通省に届け出る重大なリコール情報とは別に、このような不具合改修の情報もあるので注意しておきたいですね。

その他、セレナの不具合や修理の情報をネットで調べてみると・・・

  • 日産は電気系統が弱い(不具合が多い)
  • セレナははじめてのスライドドア搭載車だから、スライドドアのトラブルも割とあった(注:過去モデル)
  • 日産は新しい技術を積極的に取り入れている反面、不具合も比較的多め

などといった意見も見られました。

中には・・・

「10万km 走ったけど故障知らず!」(注:過去モデル)

なんて方も。

故障知らずで長い期間乗り続けられていればラッキーですが、同じ車種に乗っていてもちょくちょくトラブルが起こる人にとってみれば「なんで?」と思うかもしれませんね。

いわば、ハズレくじを引かされたような・・・(泣)

不具合や故障が全く無いというのは現実的には難しいのかもしれませんが、車は決して安い買い物ではないですよね。

ですから、メーカーの方々には購入した人がハズレだったと思ってしまうような事態はなるべく避けるようにしてほしいと思います。

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セレナのリコールや不具合への対応のポイント

要チェック

リコールへの対応

セレナに関するリコール情報は日産のウェブサイトでも確認できます。(日産自動車リコール関連情報はこちら

オーナーの方であれば、自分の車が対象であるかサイト内で検索することもできます。

また、改善対象範囲に含まれる車両でも、リコールの対象にならない車両もあるため、詳しい内容については購入した販売会社へ問い合わせることが大切です。

対策対象車両の製造期間と購入期間は一致していないことがあります。

そのため、オーナーの方は購入時期で判断しないように注意しましょう。

あくまでも、その車両が製造された時期が重要です。

車の車台番号は車検証に記載されています。

リコールの問い合わせをするときには、車検証の車台番号を確認して問い合わせしましょう。

 

リコール時の対応とは直接関係ありませんが、セレナC27型のリコールの内容でやはり最も残念だと思ったのは、資格認定されていない人が最終検査を行っていたというニュースなどでも大きく取り上げられた問題です。

日産自動車は新しい技術や魅力的な車をいろいろと開発している会社だと思っていますので、こういうことがあるととても残念に思います。

今後は、決められたルールはきちんと守ってしっかりとやってもえらることを心より希望しています!

リコール以外の不具合について

リコールのような重大な不具合でなくてもちょっとした不具合や不調はあるものです。

「何かいつもと違うな?」と思ったそんなときは、早めに販売店や自動車整備工場にお願いして、早めに点検・修理をすることをおすすめします。

調子の悪い車に乗り続けていて、事故でも起こしてしまえば身も蓋もありませんからね。

もちろん、走行性能には影響しない部分であっても、調子が悪ければ運転中に意識や注意がそちらに向いてしまうこともあります。

ですから、どんな小さな不調でも放っておかずに、きちんとメンテナスするように心がけましょう。

調子がバッチリの車を運転してドライブするのはとても楽しいですからね。

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