セレナも8月にマイナーチェンジされましたね。
今回はマイナーチェンジ後のセレナe-POWERに試乗して来ました。
皆さんの車選びの参考になれるか分かりませんが私なりにレポートしていきます。
日産セレナe-POWERの試乗レポート
セレナ e-POWER ハイウェイスターGに試乗して来ました。
私なりに試乗レポートしていきたいと思います。
外観
前から見るとエッジの効いたデザインのフロントマスクなので、凄くスタイリッシュでかなり好印象でした。
フロントからサイドに向かってプレスラインがあるのでサイドから見た時のっぺりしがちなミニバンですがプレスラインのお陰でサイドデザインもカッコ良かったです。
リアもルーフのスポイラー(赤矢印)があり立体的でした。
テールランプも先代のセレナより小型化されているけど後続車に見やすいデザインだと思いました。
フロント、リアのエンブレムがちょっと大き過ぎると思いませんか。
私はもう少し小さい方がいいかなと思いました。
ですが、リアのエンブレムはデュアルバックドアの開閉スイッチ(黄矢印)を兼ねているので大きいのは仕方ないですね。
内装
乗り込んで一番最初に思った事はフロントの視界の広さです。
日産のホームページでも視野が広いと書いてありますが、確かに広い。
フロントガラスだけじゃなく運転席、助手席のサイドガラスも大きいので本当に広くて開放的で死角も少なく運転しやすかったです。
運転中常に視界に入るダッシュボードも素材を変えたり凝ったデザインでシンプル過ぎず良かったのとメーターに表示される「スピード」「インフォメーション」が大きくて分かりやすく運転中でも確認しやすいと思いました。
セレナ1番の特徴でもあるリアシートですが、びっくりするぐらい広くて快適。
どのグレードのセレナでも2列目シートの脚元は広くて凄く快適です、中でも今回試乗したe-POWERは2列目シートは左右独立キャプテンシートでシート左右にアームレストが装備されいたので快適を超えて優雅でした。
みなさん3列目シートにどういうイメージも持たれていますか。
私は「硬い」「座面が薄い」「狭い」と言うイメージでした、ですがセレナの3列目シートは座面のサイズは大きくないものの厚みもしっかりあって柔らかくこの3列目シートなら乗ってもいいかなと思えました。
走行
スタートボタンを押して「さて試乗しに行くか」と動き出してびっくりしたことが2つありました。
一つ目は「ハンドルの軽さ」2つ目は「動き出しの滑らかさ」です。
1つ目の「ハンドルの軽さ」から説明していきます。
ディーラーから出来る時ハンドル操作が凄く軽く滑らかでびっくりしました。
凄く軽くてスルスル回せるので女性でもらっくらくで快適だと思います。
だけど、人によっては「チープに感じる」「玩具見たい」「軽自動車みたい」と思う人も居られるかもしれません。
ですが、私は不のイメージよりハンドルが軽くて運転しやすくていいんじゃないかと好印象でした。
2つ目にびっくりした「動き出しの滑らかさ」を説明をします。
皆さん、発進する時はどんな感じですか?。
ブレーキを離してクリープ現象で動き出してアクセルを踏んで動き出しますよね。
アクセルを踏んで加速をしていくときに加速感を感じたり一つ一つの操作にギクシャク感を感じたりしませんか。
それがe-POWERでは感じないんです。
一連の動作は一緒ですが、ブレーキを離してアクセルの踏んで加速していくときに100%モーター駆動だからかスーッと滑るように加速していくのでギクシャク感や体が揺れるような加速感を感じないんです。
ほんとに凄くてびっくりしました。
公道を走っていて停止まではしなくても減速する場面はおおいですよね。
その時、普通ならアクセル、ブレーキの踏みかえ操作が必要ですが、セレナはワンペダル操作が出来るのでアクセル操作だけで運転でき尚且つ減速からの再加速もパワー不足も感じず滑らかに加速していきます。
静かさ
e-POWERだけに言える話では無いのですが、エンジンが発する音が無い分ロードノイズが気になりました。
それに走行中に発電やエアコンの為にエンジンが再始動した時、期待していたよりエンジン音が大きく少し残念。
走行中の音を検証する為にオーディオをOFFにしていたのでエンジン音、ロードノイズが気になったのかもしれません、後半はオーディオを付けてみたら気になるレベルでは無かったです。
普段はオーディオなどが付いているので気にはならないと思います。
プロパイロット
今回の試乗でプロパイロットも検証出来たら良かったのですが、私がセレナを借りたディーラーでは、「一般道ではプロパイロットを使用しないでください」と言う事だったので検証できませんでした。
自分で試す事は出来なかったのですが、しっかり営業マンに話を聞いてきたのでまとめて紹介します。
Q.本当に疲労軽減になるのか
A.プロパイロットを使用中はアクセル操作、ハンドル操作を車が自動で行ってくれるのでアクセルを踏み続けなくてもいいので足も楽です。
完全にハンドルから手を離す事は出来ませんが、ハンドル操作を車が主体で行ってくれるので力を入れてハンドル持たなくても手を添えておけばよい凄く楽になります。
Q.プロパイロットを使用中の注意点
A.走行車線の左右の白線が「工事」「消えかけている」「白線が途切れる」などで一定以上検知できなくなると警告音が鳴った後ハンドル支援が自動で切れるそうです。
自動運転と言われていますが「車が運転者をサポートしてくれる物」です、車を過信せずに運転者も周りに注意して常になにかあっても操作出来るように準備しておくことが必要です。
日産のセレナに試乗する際に見るべきポイント
試乗する際に「ここは見てほしい」ポイントを紹介します。
バック操作
今回の試乗で色々びっくりすることが多かったですが、試乗を終えディーラーに帰って来て駐車場にバック駐車しようとした時衝撃を受けました。
それはバック操作がめちゃくちゃ楽にできるんです。
いつものバック駐車を考えてみてください。
バックの時はハンドル操作が多かったり繊細なアクセル操作が必要ですよね。
そんな操作もセレナはハンドルが軽いのでスルスル操作が出来るしモーター駆動のお陰で滑らかに動いてくれるのでアクセル操作でギクシャクする事もなくほんと楽に駐車が出来てびっくりしました。
運転席からの視界
フロントガラスが大きいので運転席に座った時の視界は凄くよくて運転しやすかったです。
フロントガラスと運転席、助手席の間に三角窓のお陰で左右の視界も良くて巻き込み事故も未然に防ぐ事が出来ます。
後席の広さ、シートアレンジ
セレナの売りでもある、後席の広さ、シートアレンジは確認必須です。
特にお子さんの居られる家庭では絶対確認してみてください。
全ては確認出来なくても「2列目シートの快適さ」「3列目シートへの乗り降りのしやすさ」「室内高の高さ」この3つだけでも確認してみてください、そうすればセレナの快適さが十分かります。
後席の快適装備
2列目シート、3列目シートに座るとここにカップホルダーなどあると使いやすいのにと思う事ないですか。
セレナは2列目シート、3列目シートにはテーブルやカップホルダー、小物置き、USB電源など後席で快適に過ごせる装備が至る所にあるので確認してみてください。
本当に後席の乗る人の事もしっかり考えて作られています。
日産セレナの試乗車は販売されるの?
試乗すると欲しくなりますよね。
そんな時試乗車は販売してもらえるのでしょうか。
営業マンに聞いてみました。
答えは「販売することが可能」と言う事でした。
販売する時は「元試乗車」として販売するの、新車より大きい値引きをするそうなので新車を買うよりお得に買えるし現車があるので納車も早いそうです。
日産セレナの試乗車でもしも事故を起こしてしまったら・・・
試乗車で事故をしてしまったらどうなるのでしょう。
営業マンに聞いてみました。
試乗する大半の人は現在 車を所有しておられると思います、所有している人が事故を起こしてしまった場合、「試乗した人が加入している任意保険で修理代など払っていただく」そうです。
もし、車を持っていないや任意保険に加入していなかった場合はディーラーとして掛けている任意保険を使うが「事故内容」「過失割合」によっては試乗した人に修理代金の一部もしくは全額を請求されるそうなので試乗中も気を付けて運転してください。
今回試乗してみてホントにいい車だと思いました。
カタログや話しを聞いただけでは分からない事も多いので一度試乗してみてください。
セレナがいい車だという事が分かると思います。
ですが、試乗中も事故には気を付けてくださいね。
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