先日セレナに乗せてもらいました。
シートの座り心地が良くなっていて快適でした!
旧型よりシートが少しサイズアップしている事がわかりました。
狭い道路を走る機会が多くて快適なミニバンが欲しいという方に一押しです!
日産・セレナのサイズ(全長)
全長はグレードによって2種類あります。
ハイウェイスターが4,770mm(エアロパーツ付)
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/specifications.html
それ以外の標準グレードは全て4,690mmとなり、これは事実上5ナンバーサイズのほぼ上限です。
全幅も全高も5ナンバーサイズ目いっぱいにおさまっています。
他社のライバル車同様、こればかりは意地でも死守したといったところでしょうか。
ガソリンとe-POWER共通のサイズとなっています。
旧モデルと全く同じサイズとなっていて、これはプラットフォームが旧型のものを継続使用しているためです。
セレナには一部4WDも設定されています。
引用 : https//www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance.html
4WDのみリヤのサスがマルチリンク式に変更されているにかかわらず、全長は変わりません。
現行のセレナは当初ガソリンとS-ハイブリッドのみでした。
新たに追加されたe-POWERは元々ノートに搭載されていたシステムでした。
そのため、ボディを流用する上で5ナンバーを守りつつe-POWERシステムを搭載するためにエンジンルームのレイアウトを大幅に変更しています。
セレナをはじめミニバンは多人数を乗せることを前提としているので、乗車スペースをより広くとる必要があります。
そのため、e-POWERのバッテリーは運転席と助手席の下に設置されていて全長を抑えています。
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/performance.html
日産・セレナのサイズ(室内)
室内のサイズは、仕様によって異なります。
次の表の通りとなります。
室内長 3,170~3,240mm
室内幅 1,545mm
室内高 1,400mm
室内長は、旧型に比べて110mm広くなって、標準グレードで3,170mmに拡大されました。
これによって、2列目のシートがスライドさせた時の最後端位置が50mm下がり、3列目のシート(スライド仕様)も基準位置が50mm下がりました。
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/function.html
スライド仕様の3列目シートを最後端までスライドさせると、室内長が3,240mmになります。
室内幅は変わらないものの、2列目の助手席側のシートが横にスライドできるようになりました(センターシートを前方にスライドさせた場合)。
また、2列目のシートは旧型から変更されていて室内レイアウトに貢献しています。
特徴は、シートベルトが内蔵されていることで、すべてのグレードに採用されています。
2列目に人が乗っていると当然シートベルトをしめるので、シートベルトをしめたままで横にスライドして3列目シートに乗り降りができます。
2列目の助手席側シートの横スライドは標準装備ですが、一部のグレードおよびオプションで運転席側シートの横スライドもあります。
これだと、リヤのタイヤのでっぱりの内側までスライドできるので、スライド量が最後端で690mmもあります。
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/function.html
こうして室内サイズが改善されて一見いいことずくめのようですが、運転に関してミニバンならでは困ったことがあります。
それも今回改善されました。
それは、スマートミラー(日産ではインテリジェントルームミラー)です。
大きな荷物を載せたり、大人数が乗ったり、子供たちがおしゃべりしたりしている場合など、後方視界が遮られてルームミラーでは見づらいことがあります。
スマートミラーはカメラの画像を送っています。
利点は、通常のミラーより視野が広くて、夜間や悪天候でもより見やすいことです。
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/safe.html
日産・セレナのサイズ比較
この記事を書くにあたって、店頭でセレナの実車を見てきたのですが、とにかく室内が広い!
上記で室内長が110mm広くなったと書きましたが、実車を見るとそれ以上に広くなったかのような広さでした!
これで本当に5ナンバーなの?
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/serena/exterior_interior.html
セレナは旧型に比べて2列目と3列目のシートのスライド機能が改善されました。
それは前後に加えて左右も可能なので、限られたスペースを目一杯活用しています。
セレナを購入するなら、2列目シートの超ロングスライドシートはオプションでもつけることをおすすめしたいです。
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/sp.html
これらの改善は乗車時のスペースに一層余裕ができたのはもちろんですが、3列目の乗り降りしやすさが旧型に比べて大きく向上しました。
ミニバンの3列シートって、2ドアクーペの後席みたいな感じで乗り降りしにくいのが難点でした。
セレナは家族をターゲットにしているので、子供から大人まで中にはチャイルドシートの使用も含めて使い勝手を研究したのが感じられます。
下の画像のように2列目シートを倒してベビーカーを入れて、2列目助手席シートにチャイルドシートをつけて運転席にスライドさせて寄せておく。
これで赤ちゃんも安心!だといいですね~
引用 : https://history.nissan.co.jp/SERENA/C26/1011/point_2.html
さらに、3列目シートを格納するのも楽でした(実際に店頭でやらせてもらいました)。
サイドに跳ね上げるタイプです。
このシート、スライドした位置に関係なく格納できます。
しかもベルトで固定するので、何かのはずみでガタンと落ちてくる心配もありません。
格納するときに、軽~くできました。
この状態で2列目シートのスライドもやってみました。
スライドさせるのも楽で、それほど力を入れなくてもスムーズにできました。
女性ユーザーというか、財布のひもをにぎっている人を相当意識した車づくりといっては言い過ぎでしょうか?
引用 : https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/function.html#ragegge
上記にも書きましたが、ミニバン特有の後方視界の見づらさ対策としてセレナにはインテリジェントルームミラーが採用されています。
旧型にも既にありましたが、日差しが強い時の白トビなど天候によって見づらいとの指摘がありました。
夜間の見づらさも含めてカメラの感度調整などで対策がなされています。
駐車場や最近車の後ろにいた子供を誤ってはねたりするケースへの対策としても有効です。
使い方にぴったりサイズは?
雪が降る地方在住の方には、セレナの4WDをおすすめしたいです。
まず今流行のSUVは、車幅が1800mmを越える3ナンバーが多いです。
でも日本の狭い道路には5ナンバーの方が運転しやすいです。
都市部も地方も道路が狭いのは同じですが、地方ではセンターラインも無い道路がまだまだ存在します。
こういう道路は、対向車とすれ違うだけでも冷や汗ものです。
地域によっては、道端にドブがあるケースもあります。
幸いなことに、セレナのハイウェイスターは3ナンバーではあるものの、エアロパーツをつけたことによるもので全幅も5ナンバーサイズをわずかに越えているだけです。
ホイールベースなども共通なので、大型のミニバンに比べたら狭い道の切り替えしなど楽です。
画像で比較してもほとんど変わりません。
ちなみに4WDと書いたのは、雪が降っている時期に地域によってはスタッドレスタイヤ履いていても4WDじゃないとチェーン規制の対象になるケースがあるからです。
冒頭で、私はスキーに行った時にセレナに随分乗ったのですが、スノボーが趣味の友人の車です。
雪道の走破性ならもっと走る車はあるけど、5ナンバーサイズでこれだけ室内が広くてボードを室内に置ける便利さが気に入っているとのことでした。
あとスキーウェアに着替える時に、セレナは車高が高いので楽でした。
セダンやワゴンの高さだと意外に窮屈なんですよね。
https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/serena/function.html#ragegge
背が高い車は軽自動車にも増えています。
セレナの室内長が1400mmに対し、セダンの室内長は1200mm程度です。
さきほど店頭でセレナにさわらせてもらったことを書きました。
そのそばでセレナについて営業マンと話している人たちがいました。
旧型からの買い替えを検討していました。
一度ミニバンの室内の高さに慣れてしまうと、いまさらセダンやワゴンには戻れないですよ~という声が聞かれました。
ちなみに、これは聞き耳立てたんじゃないですよ~大きな声でしゃべっていたので。
子供を野球やサッカーなどへの送迎の時にも、車内で子供が着替えるのに楽だという話も。
やっぱりなあ~、私だけじゃなかった♪
セレナは、ほどよい車体サイズで運転しやすいし、特にe-POWERならではのスムーズさは乗っている誰もが疲れにくいでしょう。
実際に購入するなら、超ロングスライドシートは強くおすすめします。
エンジンのパワーなどの性能よりも、乗り心地と使い勝手の良さを重視するなら幅広い層におすすめできる車です。
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